5月下旬、お店で青梅が並ぶころ。今年も梅酒を漬け込む時期がやってきました。楽しみにしていた方もいらっしゃたのではないでしょうか。
自家製の梅酒は、ベースのお酒や梅の分量を変えるだけで、自分好みの味に作ることが出来ます。私も、お酒の種類を変えて梅酒を作ってきました。ホワイトリカー、日本酒、芋焼酎、泡盛なんかでも作ってきましたが、やはり一番好きなのはブランデーです。
ベースをブランデーで漬けることで、梅のエキスが染み出すとともにブランデーも熟成され、ブランデーの深い味わいと梅の爽やかさが楽しめます。
「梅しごと」と聞くと、難しそうだなとハードルが高いと思われている方もいらっしゃるかと思います。ですが、梅と氷砂糖とお酒と瓶があれば漬け込むだけ。作業も簡単で、美味しい梅酒が出来上がります。
〈材料〉
・青梅…1kg
・氷砂糖…700g
・ブランデー(使ったのは「果実の酒用V.O」)…1.8L
〈必要なもの〉
・食品用除菌アルコールスプレー
・キッチンペーパー
・瓶(3L以上のもの)
・竹串(爪楊枝でも可)
【作り方】
準備:保存瓶を消毒する
保存瓶は必ず消毒してください。少量を漬ける小さな瓶なら煮沸消毒でOKです。しかし、大きな瓶を加熱することは難しいので、除菌アルコールスプレーを使ってまんべんなく吹きかけて、キッチンペーパーなどで拭き取って消毒します。
1.梅の実をよく洗う
梅の実をボウルに入れ、傷つけないように一粒一粒よく洗います。
2.水に浸けてアクを抜く
洗い終わったら水を替え、そのまま水に1〜2時間ほど浸してアクを抜きます。
3.水分をよく拭く
タオルやキッチンペーパーで水分をよく拭きとります。
4.竹串でヘタを取る
梅の実のおへそのところにあるヘタを、竹串でそっと取り除きます。
5.梅の実と氷砂糖を交互に瓶に入れる
瓶の底に梅の実を入れたら、氷砂糖をその上に入れ、交互に詰めていきます。ふんわりと乗せていくのがコツです。
6.梅の実と氷砂糖の上からお酒を注ぐ
「果実の酒用V.O」は、一般的なブランデーに比べてまろやかな口当たりです。果実との相性を考えて作られているので、梅とブランデーの華やかな香りが楽しめます。
7.冷暗所で保管、約3か月で飲み頃に
毎日ゆっくりとやさしく揺らし、全体を混ぜ合わせるてください。飲み頃は漬けてから約3か月頃になるので、大体9月~10頃には美味しブランデー梅酒を楽しむことができますよ。
漬ける時間の長さによって梅酒の味が変化していき、熟成するほどにとろとろしたコクのある味に仕上がります。おいしくなるのは半年くらいから。2年以上漬けておくと、深い味わいになります。
ベースのお酒を変えることで味が変わるのが梅酒の面白いところ。今年はブランデーの梅酒も漬けてみてはいかがでしょうか。
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